自作版画の前での記念写真です

ペテロ飯島さん。本名飯島正さん

1919年(大正9年)3月18日生まれ。
今年(2019年)のお誕生日で100歳を迎えられました。

飯島さんへのインタビュー
1)信仰の道に進まれたきっかけは?
クリスチャンホームに生を受け、幼少期には2歳上の姉に手をとられ近所の昇天幼稚園(現在は閉園)に通ったのがきっかけだったと思います。

2)今までの人生の中で最もうれしかったことは?
戦時中は、キリスト教が敵国の宗教と決めつけられ、肩身のせまい思いをしました。終戦を迎え、平和な日本でクリスチャンとして多くの信徒の皆さんと共に、信仰を堅くすることができるようになったことです。

3)長年にわたり信仰生活を続けることができた秘訣は?
会社員として多忙な生活を過ごす中で、健康に感謝して、主日には可能な限り礼拝に出向きました。定年後は人生を豊かに過ごすために趣味をもち、好きな日本酒をたしなむことで多くの人々と楽しい時間を過ごすことができたのは本当に幸せなことだったと思います。
4)どなたへバトンを渡されますか?
飯塚マリ子 元伝道師へ・・

瀬山司祭よりのコメント
飯島兄はとても明るい方で、人を喜ばせる名人です。
今年、100歳のお祝いの会の席で、お祝いされているにもかかわらず、ご自身で集まった皆さんに手品を披露されました。また、いつもクリスマスなどのお祝いの時には、クイズなどの出し物で皆さんを喜ばすことがお好きな方です。ですから、いつも飯島さんにお会いすると誰もが元気をいただき、笑顔になり、誰からも好かれています。そして、こんな素晴らしい年の重ね方を誰もが憧れる、私たちの教会の誇りです。

ペテロ飯島 正兄は、2021年1月19日(火)に101歳で逝去されました。天に召された主の僕の魂の平安をお祈りいたします。