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映画のストーリー

貴島健三郎、78歳。男は50年の時を経て、最後の旅に出た。友との約束を果たすために──。神戸。50年前ジャズバンドに青春を賭けていた男たちは、今やそれぞれの人生の最終コーナーを曲がろうとしていた。78歳になった貴島健三郎は、かつてのバンド仲間を探すために、思うように動かなくなった手に杖を握らせ立ち上がった。彼の願いは、何も言えないまま姿を消したあの日の許しを請うこと。そして、あの日果たすはずだった、憧れのジャズクラブ “ソネ” でのセッションを実現させることだった。それは、彼にとってやり残した人生を取り戻す最後の旅─―。

この映画のロケが神戸で行われたのは2009年のことです。10月9日には当教会内での撮影も行われました。