自宅での祈り

自宅での祈り

 

*新型コロナウイルス感染症によって、ご自宅でお祈りをささげられる皆様のために作成されました。

*毎週日曜日10時30分より牧師は教会で祈りをささげていますので、ご自宅でもご一緒にお祈りをおささげください。

*「日本聖公会 神戸教区」ホームページにも掲載されていますので、ご使用ください。

自宅での祈り

 

一人で祈る場合は「一同」のところも唱える。

次のように言って祈りを始める

 

司式者 父(ちち)と子(こ)と聖霊(せいれい)の御名(みな)によって

会衆 アーメン

 

*悔(く)い改(あらた)めの祈(いの)り

司式者 神(かみ)はその独(ひと)り子(ご)をお与(あた)えになったほどに、世(よ)を愛(あい)してくださいました。この神(かみ)の愛(あい)に応(こた)えるため、自(みずか)らを省(かえり)み、ともに罪(つみ)の赦(ゆる)しを祈(いの)りましょう

一同 憐(あわ)れみ深(ふか)い神(かみ)よ、わたしたちは、してはならないことをし、しなければならないことをせず、思(おも)いと、言(こと)葉(ば)と、行(おこな)いによって、あなたと隣(とな)り人(びと)に対(たい)して多(おお)くの罪(つみ)を犯(おか)しています。どうか罪深(つみぶか)いわたしたちをお赦(ゆる)しください。新(あたら)しい命(いのち)に歩(あゆ)み、み心(こころ)に従(したが)い、み栄(さか)えを現(あらわ)すことができますように、救(すく)い主(ぬし)イエス・キリストによってお願(ねが)いいたします アーメン

 

特  祷

      ここで当日の特祷を用いる。

第1朗読(旧約聖書)

      詩編を用いてもよい

第2朗読(使徒書)

福 音 書

ここでしばらく黙想してもよい

 

 

*使徒信経

わたしは、天(てん)地(ち)の造(つく)り主(ぬし)、全能(ぜんのう)の父(ちち)である神(かみ)を信(しん)じます。

また、その独(ひと)り子(ご)、わたしたちの主(しゅ)イエス・キリストを信(しん)じます。主(しゅ)は聖霊(せいれい)によって宿(やど)り、おとめマリヤから生(う)まれ、ポンテオ・ピラトのもとで苦(くる)しみを受(う)け、十(じゅう)字(じ)架(か)につけられ、死(し)んで葬(ほうむ)られ、よみに降(くだ)り、三日目(みっかめ)に死(し)人(にん)のうちからよみがえり、天(てん)に昇(のぼ)られました。そして全能(ぜんのう)の父(ちち)である神(かみ)の右(みぎ)に座(ざ)しておられます。そこから主(しゅ)は生(い)きている人(ひと)と死(し)んだ人(ひと)とを審(さば)くために来(こ)られます。

また、聖霊(せいれい)を信(しん)じます。聖(せい)なる公会(こうかい)、聖(せい)徒(と)の交(まじ)わり、罪(つみ)の赦(ゆる)し、体(からだ)のよみがえり、永遠(えいえん)の命(いのち)を信(しん)じます アーメン

*代 祷

司式者 救(すく)い主(ぬし)イエス・キリストのみ言葉(ことば)とみ業(わざ)に頼(たよ)り、全公会(ぜんこうかい)のため、また世界(せかい)のために祈(いの)りましょう

世(よ)にある人、世(よ)を去った人(ひと)の主(しゅ)なる神(かみ)よ、新型(しんがた)コロナウイルスによって命(いのち)を失(うしな)った人々(ひとびと)のために祈(いの)ります。とうか彼(かれ)らがすべての重荷(おもに)から解放(かいほう)され、あなたの御手(みて)の中(なか)で安(やす)らかに憩(いこ)うことができますように。 家族(かぞく)を失(うしな)った人々(ひとびと)に主(しゅ)の慰(なぐさ)めが与(あた)えられますようにお願(ねが)いいたします。またこの感染症(かんせんしょう)によって苦(くる)しみ、不安(ふあん)の中(なか)にある人々(ひとびと)を覚(おぼ)えて祈(いの)ります。どうかみ恵(めぐ)みによって、その体(からだ)と心(こころ)を強(つよ)め病(やまい)に打(う)ち勝(か)たせてください。そして、感染拡大(かんせんかくだい)が止(と)まり、治療方法(ちりょうほうほう)が一日(いちにち)も早(はや)く見(み)つかります ように。主(しゅ)イエス・キリストによってお願(ねが)いいたします。アーメン

*主の祈り

天(てん)におられるわたしたちの父(ちち)よ、

み名(な)が聖(せい)とされますように。

み国(くに)が来(き)ますように。

みこころが天(てん)に行(おこな)われるとおり地(ち)にも行(おこな)われますように。

わたしたちの日(ひ)ごとの糧(かて)を今(きょ)日(う)もお与(あた)えください。

わたしたちの罪(つみ)をおゆるしください。わたしたちも人(ひと)をゆるします。

わたしたちを誘(ゆう)惑(わく)におちいらせず、

悪(あく)からお救(すく)いください。

国(くに)と力(ちから)と栄(えい)光(こう)は、永(えい)遠(えん)にあなたのものです      アーメン

 

感  謝

主(しゅ)なる神(かみ)よ、わたしたちに限(かぎ)りない恵(めぐ)みを与(あた)えてくださることを感(かん)謝(しゃ)します。どうか、あなたのみ言(こと)葉(ば)の光(ひかり)でわたしたちの心(こころ)を照(て)らし導(みちび)いてください。わたしたちがあなたを賛(さん)美(び)し、み言(こと)葉(ば)に従(したが)い、ともに主(しゅ)の愛(あい)のうちに生(せい)活(かつ)することができますように。主(しゅ)イエス・キリストのみ名(な)によってお願(ねが)いいたします

アーメン

 

主(しゅ)イエス・キリストの恵(めぐ)み、神(かみ)の愛(あい)、聖霊(せいれい)の交(まじ)わりが、わたしたちとともにありますように。アーメン   (Ⅱコリント 13:13)

 

この式文の使用を許可する。

救主降生2020年4月8日

日本聖公会 神戸教区主教

主教 オーガスチン小林尚明