空の鳥をよく見なさい。種も蒔かず、刈り入れもせず、倉におさめもしない。だが、あなたがたの天の父は鳥を養ってくださる。あなたがたは、鳥よりも価値あるものではないか。(新約聖書 マタイによる福音書6章26)

ご招待の言葉
このホームページをご覧になっておられるすべての方に、ご招待の言葉を申し上げます。牧師の瀬山会治(せやま・えいじ)と申します。 

神戸昇天教会は1900年(明治33年)に創立され、この地を「キリストの福音」宣教の拠点と定め、1910年、現在地に礼拝堂を建立いたしました。そして、一世紀以上が経ちましたが、その間、この地は1938年(昭和13年)の阪神大水害、1945年(昭和20年)の第二次世界大戦時の神戸空襲による火災、そして1995年(平成7年)には阪神・淡路大震災での被害など様々な災害や危難に遭うことになりました。特に戦争中の焼夷弾による火災は付近一帯が戦火に覆われましたが、神様のお守りにより礼拝堂は類焼を免れました。また、阪神・淡路大震災によって建物」は被災しましたが、発生直後から災害ボランティアの拠点宿舎として復興にたずさわってきました。礼拝堂は建築当初の姿を保ちながら神様への祈りを捧げる場所として神戸の人々共に歩み、今日に至っております。この礼拝堂はそうした様々な人の苦難や困難の中にあってさえ、与えられる神様のみ守りとみ恵みを身に見える形で象徴しています。120年の歴史の中で当教会は、この地に住む人々と共に様々な苦しみを共に担ってきました。そして、この教会に集う私たち自身も、これからも地域の人々と共に喜びや悲しみを分かち合いたいと祈っております。

現代社会は、機能性や効率性が重視され、神様から与えられている人間本来の価値や人間性が軽視されがちになっています。けれども、神様が創造されたこの世界は、すべての命あるものが等しく大切なものなのです。特に私たち人間は、神様から愛されており、この世界を守り、生かすよう特別な「愛」が与えられている存在です。なぜならば、命あるすべてのものが幸せになることを神様は願っておられるからです。そして、私たち一人ひとりに神様は「あなたは大切な価値ある存在なんだ」と言われておられるのです。

私たちは決してキリスト教の信仰を強要することはいたしません。けれども、あなたが私たちと同じように神様を信じることを通して支えられ、強められ、「感謝と喜び」の心を持って明日への一歩を歩みだすことができるようになることを私たちはお祈りいたします。どうぞ、お声掛けください。お待ちしております。