広島平和礼拝2014

2014年9月8日

中国地方を擁する日本聖公会神戸教区では、8月6日原爆投下日に合わせて、

神の平和を祈念する集いを行っています。

会場は広島復活教会。

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今年も昇天教会から6名の信徒・教役者がこの祈りに加わりました。

 

受付を行う、復活教会信徒の様子です。

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参加者全員に、名札とパンフレットが配布されます。

また、教会で製作した『Peace Walk  Tシャツ』も販売されています。

 

受付後、参加者は3つのコースに分かれて、「碑めぐり」にでかけます。

「碑めぐり」では、原爆遺跡である広島平和公園内、広島市内に点在する、

戦争史に関する遺跡を見学します。

復活教会の有志(中高生から壮年まで)が、「ガイド」をつとめて、

巡礼者は原爆の投下を頂点とする、戦争の歴史そして戦後の平和へのあゆみを

心にとめながら、その話に耳を傾けます。

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写真は、いわゆる「初級編」にあたる、広島公園内原爆資料館前です。

ここで集合してから、公園内の遺跡を見学してまわります。

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いつもはよく晴れる8月の広島、今年は雨が続きました。

 

教会に戻り、聖堂のなかで「被爆証言」を聞きます。

「被爆証言」は、原爆投下を直接体験した方(語り部)から、

当日のようす、戦後の復興のあゆみ、その影で差別に苦しんだ

被爆者の声を聞き取ります。来年、原爆投下から70年を迎え、

語り部の高齢化が進んでいます。失われようとする記憶を継承し、

次世代に語り嗣いで、平和を祈りつづけることが、わたしたちの使命です。

 

この広島平和礼拝には、聖公会によって設立された関係学校の生徒・学生が

多数参加しています。神戸国際大学、その附属高校、

平安女学院中学高等学校、松蔭女子学院大学、その中学校・高等学校、

プール学院高等学校、桃山学院高等学校・・・

そのなかの一つ、神戸国際大学附属高等学校は、8月5日のこの昼、

広島女学院と協力し、街頭署名活動を行いました。

平和の実現はもちろんのこと、抑止力としての核兵器を廃絶するため、

国連に提出する署名を呼びかけました。

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「被爆証言」を分かち合った一般の参加者は、

ここでふたたび平和公園に戻ります。

そこで行われるのは、カトリック教会・日本聖公会合同行事のひとつ、

祈りのつどい です。7万柱の被爆した無縁仏をおさめた、供養塔の前で、

聖歌をうたい、献水し、祈りをささげます。

 

祈りののち、参加者は世界平和記念聖堂へ向けて、平和行進をします。

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右部に写る後ろ姿は、カトリック広島司教区

トマス・アクィナス前田万葉司教です。

聖公会の隊列に加わっておられます。

『Walk in the Light』、『アーメンハレルヤ』など、

平和行進ではおなじみの聖歌をうたいながら、

広島市の中心街を歩いていきます。

約40分、2km弱の道ゆきです。

この平和行進は、市中へ向けての平和アピールであるだけでなく、

古代教会が行ってきた、巡礼聖堂への礼拝行列

(聖歌を歌いながら行進する)であって、

後に行われる、平和祈願ミサの一部をなしています。

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たどり着いたのは、世界平和記念聖堂。

カトリック広島司教区司教座聖堂、幟町教会です。

広島平和礼拝2014のハイライトである平和祈願ミサがはじまります。

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全国のカトリック司教が見守るなか、

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ゲストである教皇庁駐日大使を迎え、厳かに、力強く

平和へ向けての祈りがささげられました。

ミサの様子を動画で御覧になれます。

 

 

明けて8月6日の朝

広島復活教会で、原爆犠牲者追悼聖餐式が行われました。

福音書(神のよき知らせ)朗読の後、

8時15分に合わせて、沈黙・黙祷の時が置かれました。

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ささげられたキリストの犠牲(聖餐)が、天にまで届き、

わたしたちの平和への願いが、神に受け入れられます。

 

神よ、わたしたちが無念の死を遂げた犠牲者の声に耳を傾け

平和の実現に向けて働きつづけることができますように。